自分で学ぶ力を獲得しない限り、学力の発展はありえません。
どのような手順で学習を進めるか、家では何をどう進めるか等を知って、初めてひとり学びができます。

指導方針図解00

1.学習技術の習得

国語の読みの苦手な子は、一つ一つの言葉の意味を捉えながら読むことをしません。字面だけを滑っていくような読み方をします。漢字の練習も、漢字を見ながら何度も書くだけで、自己テストをすることがありません。

数学(算数)も同様で、法則性を理解することなしに、その場限り、その問題の解き方だけを憶えようとします。別の解き方があっても、一度憶えた解き方に固執します。

こうした発展性がなく融通のきかない考え方で、漫然と問題を解こうとするだけでは学習効果は望めません。

学習の仕方の欠点を、一つ一つ根気よく直していく必要があります。

2.学習意欲

「勉強なんてしたくない」と言っている子でも、心の奥では「できるようになりたい」と思っています。学習意欲を喚起するためには、その心を大切にしなければなりません。

そうした心に共感しつつ、一緒に勉強してくれる指導者が必要です。木の芽教室では、その子の内面を様々な検査(SCI検査)によって明らかにし、そのデータをもとに指導します。

もちろん、学習意欲は本人の問題ですが、親御さんの協力も不可欠です。

3.学習習慣

木の芽教室では、家庭学習のために宿題を出しますが、大切なのは未来の自分を信じてコツコツと勉強していこうという志です。

塾では勉強ができるのに、家では何故できないのか等、面談を通してご両親とも話し合って指導していきます。